精密切削加工の極み！　vol.2.2::精密切削加工屋としてのこだわり。

我が社はこう見えても精密切削加工屋です。

色々な精密部品のお問い合せ・加工依頼が来る中で
精度・図面要求が高いからなのか、品質等ご心配
下さる方がおられます。これには感謝してます♪

例えば、
ステンレス（ＳＵＳ３０４）で内径ミクロン台で、Ｄカットの
製品。
お客様が外観検査を２０～３０倍の顕微鏡で見られるから
ちょっと心配だ。バレル（光沢バレル）処理してバリを無く
して欲しい。

とか
Ｓ４５Ｃで外径寸法公差がミクロン台。
品質にうるさい会社さんだから、外径研磨処理で寸法を
安定させた方が良いのでは？。。。

ご心配ありがとうございます。
しかし、一応我が社、精密切削加工屋さんです。

つまり。。。
★『精密な部品』を『切削オンリー』で『加工する』んです。

ですので、上記のようなご心配のある場合でも、切削オンリー
で取り組みます。
バリが出ない（出にくい）様に加工すれば良いですし、また
寸法が安定するように加工する。と言うことです！

それに、研磨やバレルをやれば、その分コストＵＰですよね。
単価厳しい部品だったら、これらの工程が入った時点で赤字に
なるかも知れません。。。

図面指示で、研磨仕上げとかがあったり、色々努力しても品質
等を安定させられない場合には研磨やバレルを使うといった程度
です。
仕方なくといった感覚ですね。
でも実際そういう事をするのは殆どありません。

そういえば。
ある方が、バレル仕上げの製品を見て、どうやったらこんなに
綺麗に切削加工出来るだろうと本気で考えたそうです。
ああでもない。こうでもない。と。。。
この製品が切削仕上げだと思い込んでいたようです。

後で、バレル仕上げの製品だと知るまで、ひたすら考えたそう
です。（実は弊社Ａさんです（笑））

ちょっと、おもしろい話ではありますが、そのくらい精密切削
加工にこだわっている。というのが伝わってきますよね。
精密切削加工屋なら切削加工オンリーで仕上げる様に日々
努力しているからこその思い込みでしょうか。
　
そんな訳で、我が社はこれからも
『精密切削加工屋としてのこだわり』を持ち続けて行きたい。
そう思います！

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|| 01:41 | comments (5) | trackback (1) | △ ||

　伝統技術で世界最強の日本刀のナノテクノロジーを抽出し先端技術を駆使して日立金属がSLD-MAGICという金型用鋼を開発した。これは韓国製鉄が出来ない優秀なハイテン(高張力鋼板)を切り裂いたり、曲げたりする金型に応用され自動車などが製造されている。こんなことが韓国では出来ないのは切れ味抜群の日本刀のものづくりには日本のオリジナル技術がいっぱい詰まっているから。

acbさん、おはようございます。

面粗さですね。
材質等によって若干違ってきますが、今まででは
図面要求で0.4aというのがありました。

通常なら、0.8a～1.6aが厳しい要求であるのですが、0.4aはかなり厳しかったです。
一時的には出せますが、それを量産で維持すると
言う意味ではきつかったです。

実際、そこまで必要なのかは、？？？で聞いてみると図面書いた人もイマイチ分かってなかった（笑）

　最近　工程を実際にデザインする事がなくなってから具体的な数字から遠ざかってしまいました
そこで質問
ローラーがけをやらずに　切削加工のみで　どの程度までの面粗度が出せるのでしょうか？
直径は大きい方がいいでしょうが・・・
５０ミリのとき　１０ミリのときくらいで教えてください。
社内とのベンチマークをしてみたいんです。

| acb | EMAIL | URL | 07/04/12 12:13 | e/fIlAaE |

paf兄さん、おはようございます！

やはり、色々な面から追求して切削オンリーで
仕上げていきたい。
これが意外とやってない方が結構あるんだなぁって
最近思いました。

なので、自分自身忘れないように書いちゃいましたぁ～
へへへ

お互い日々取り組んで行きましょね！

さすがっ切削加工屋さん！d(>_・)グゥッ！

うちも小径モノ（つってもyotchゃんとこほどじゃないけど。。）で研磨に負けん位の精度に信頼頂いてます。工具研究とノウハウで何とかカヴァー出来るものですよね。まあでも砥ぎ屋さんじゃないので限界がありますけど・・(^◇^;)

そして大事な機械メンテ！
うち的にはここが非常に重要なポイントだと思っています。その集大成で他所様にも負けない自負心持って取り組んでいます。

内容は若干違えど同じ切削加工屋。
お互い拘りを持って胡座をかかず日々精進ですね！( ^^)／＼(^^ )

| paf | EMAIL | URL | 07/04/11 21:47 | 9qBU7u12 |

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