我が社における量産加工の今後目指すところは?

今後我が社が量産加工を続ける上で目指す方向性について
ちょっと書いてみたいと思います。
な~んだ結構当たり前の事やんかぁって言われそうですが
へへへ。

さて、我が社が目指すところは?

一般的にNC旋盤とよく言いますが、我が社の場合は
CNC自動旋盤(自動盤)とも呼んでいます。

自動な旋盤。。。
考えようによっては、一度機械をセッティングしたら
寸法を見なくても勝手に加工してくれる。。。
それもエンドレスで。

そう!何を当たり前の事を言ってるんだと怒られそうですが
これが我が社の目指すところ、理想型なんです。

せっかく自動盤で加工してるのだから、自動で、無人で加工
出来なければ意味がない!

それを、現在量産加工しているミクロン台の精密部品で取り組
んでいます。
(真鍮 内径公差レンジ5ミクロン)

取り組みだして、3,4年。。。
現在、『半無人化』といったところでしょうか?
さすがに材料の補充と、タンクの切粉の掃除だけは最低限
何時間おきにしなければなりませんしね。

でも、形状的に難しいですがミクロン公差寸法はそれなりに
安定してます。

以下に手をかけずに難しい物を加工していくか。。。
寸法公差のラフなものや、形状の簡単な物は、海外でも
加工出来ます。
いや、先日初めて海外出張に行ったときに感じたのは、難しい
物でも加工出来るところはあると言うこと!

結局、いくら公差がシビアだからと言って、何でもかんで
頻繁に寸法確認しててもダメでしょう。
という考え方なんです。

例えば真円度が3ミクロンだとします。
まぁ厳しい公差ではあります。それを数時間おきに真円度計で
チェックしててはダメ。

数時間おきに見なくても良いように加工しなければいけない。
という感じでしょうか。

それが出来ると、時間が有効に使えますよね。

それに対して日本で量産加工していくには何が必要か?
当たり前のことを書いてるように見えますけど、実際にこれらが
出来ているところは、おそらく日本国内ほんの一握りだと思います。

その一握りにうちも何とか割って入りたい。
しかも、この少人数の規模で!!!

もう一息頑張らなければ!!!

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