我が社のピンゲージ検査の考え方
内径加工品の必需品ともいえるピンゲージ。
この考え方が正しいかは、別として弊社の考えを書いて
おきます。
材質は、ハイスや超鋼が多いですが場合によってはセラミック
を使う事もあります。
問題は、その使い方というか検査の仕方です。
弊社では手でスムーズに通ればOKとしています。
(出来れば力のない女性が検査した場合です)
で、このスムーズという表現があいまいですよね?
人によって違いますから。
シビアな公差の場合、初めてお取引させて頂く場合等必要性を
感じた場合は、お客様と弊社とでサンプルを使って相関を
取ります。
これで大概の場合は解決されます。
これで解決されない場合は、同じメーカーのピンゲージを
2つ用意し、弊社とお客様で1つずつ持ちます。
これでトラブルが起こっても99%解決します。
時々ピンゲージの自重で通る・止まるを確認する指示を
頂く事があります。
これならスムーズという、あいまいさ を防げると思われる
様です。
また、マニュアル化も可能で作業が簡単になると思われる
様です。
しかし、これについては弊社は、お客様と相談の上、出来る
だけ弊社のやり方を通す方向で調整してもらいます。
理由は、余計にあいまいになるからと思うからです。
ますピンゲージを真っ直ぐにセット出来るのか?
ちょっとでも斜めに入れようとしたら、そこでカジって
止まってしまいます。
それに公差がシビアな場合、自重では落ちないと思います。
おもりを付けてやれば、まだ良いですが10g単位では
無理だと思います。
一応、弊社で過去に実験・検証した結果に基づいた考えです。
ピンゲージ検査って手軽で簡単なイメージですが、全く
その考えは逆だと思っております。
弊社の内職さんでもピンゲージを自由自在に扱えるのは
全体の6割程度ですから。
どうか、ご理解頂ければと思います!
—-我が社の加工技術・特徴・考え方をご覧ください!——–
[b][size=medium]新・製造業の3S(シンプル・芯・質)の考えで
突き進む![/size][/b]
弊社はNC自動旋盤での精密切削加工・量産加工で色々な
分野に精密部品を供給させて頂いている少数精鋭の町工場、
名付けて
” 精密切削加工の強小集団 ” です!
実績ある分野としまして
精密モーター部品 エンジン部品 油圧関連部品 重機関連部品
自動車部品 二輪(バイク・自転車)関連部品 光通信関連部品
眼鏡部品 建築・住宅関連部品 半導体関連部品 国立天文台向け部品 その他ボルト・ナット類等
主な材質として
真鍮(C3604 カドミフリー・鉛フリー含む)
ステンレス(SUS303,SUS304等)
鉄系(SS S45C SUM SCM等)
アルミ(A2011、A2017、A5052等)
その他一部純チタン等
主な加工・特徴として
・弊社加工品の大多数が穴加工・内径加工品
・精度・精密さを求められる加工品が多い
・ローレット加工(C3604、SUS)
・シャフト物がほとんど無い
・メインは量産(少量他品種は要相談)
・基本小径加工(~φ18まで)がメイン
・コスト対応(指し値・希望価格あればお声掛けて下さい)
我が社が力を入れていること
・基本に忠実であること
(基本の追求・当たり前の事を当たり前にやる!)
・強くコミュニケーションを取って仕事をする
(チームワーク 気配り・気遣いをしながら日々精進する!)
な~んだ。こんな事か?って思うかも知れませんね。
でも、意外とこれらが出来ていない会社さんが多いんです。
所詮少人数ですので、決して無理なことはせず、基本通り・正攻法で
身の丈にあったこと・出来ることをコツコツとやっております。
それが更なる効率化を産み、成長している会社だと思っています。
興味があれば、是非御連絡下さい!
TEL 0859-27-3538
FAX 0859-27-3638
(番号のお間違え無い様にお気をつけ下さいネ!)
担当 井上がお伺い致します!