我が社は個性的で強烈な町工場!?

今日は以前、我が社へ工場見学に来て下さった大阪にあります
藤塚精密金型株式会社 藤塚専務様の感想をご紹介したいと
思います。

ブログに掲載して下さっておりまして、その一部をご紹介デス!

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「折角鳥取まで行くのなら、面白い会社があるので工場見学をさせてもらってはどうか?」ということで、アドバンス産業さんを会社訪問させて頂きました。

何気なく参加した企業訪問でしたが、メンバーが薦めるだけあって、なかなか個性的で強烈な会社でした。

アドバンス産業さんは、鳥取県米子市にあります。
米子道のすぐ傍にあり、米子のインターを降りてすぐのところにあります。

業務内容は加工精度が必要とされる丸物の大量生産品です。

25台くらい機械があるようですが、それを2~4人で24Hフル稼動させています。

一人で12~13台見ることになります。とんでもない数字です。
自動化や作業工数削減、というとどこでも取り組む当たり前のことですが、その当たり前のことを、違う次元でものすごく研究し、具現化しています。

互い違いになりながら、かなりの数のNC旋盤が整然と隙間無く並んでいます。

人が何もしなくても、機械はずっと動いています。

そしてそこから生み出されるのは製品は、量産品として管理するには大変な精度の製品ですから驚きです。

1ヶ2ヶなら高精度のものを作れます。寸法を測りながらベストな条件で加工すれば良いからです。実は金型メーカーが精度良くものを作れるのは、1ヶか2ヶしか作らないからという面も大きいです。

製品を加工する刃物が減ってくるだけでも製品の寸法は変わって来ますが、作っているのはそんな寸法変化さえも許されないような精度の製品です。機械があれば誰にでもできるというものではありません。無人で量産品を高精度に作るということは一朝一夕の研究でできることではありません。

アドバンス産業さんの凄さは、少人数で、高精度な大量生産品をこなしているところにあります。大量生産品はほとんど中国に流れてしまったため、多くの中小企業は付加価値の高い仕事や小ロット対応で突破口を切り開こうとすることが多いですが、アドバンス産業さんでは自動化を極限まで進め、工夫により工数を削減していくという正攻法で中国から逆に大量生産品を奪い返しているところにあると思います。

無理なことはせず、身の丈にあったことをしながら、更なる効率化を求めて確実に前進している感じでした。

大量生産や正攻法では海外に勝てないとあきらめてしまっていないでしょうか。
何か、中小企業が生き残る為に考えないといけないことのヒントが見えているように思いました。
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あまり、こういうネタをUPするのは正直好きではありません。
人によっては、自慢話的に捉えられて勘違いされる元だからです

でも、藤塚専務がブログに書いて下った事は我が社が取り組ん
でいる事そのものであり、僕(我が社)から見たら正当に評価
して頂いていると感じたので、掲載の許可を貰い、今回ブログで
紹介させて頂きました。

藤塚専務、ありがとうございました!

これからも、益々努力して先日ブログで書きました
新・製造業の3S(シンプル・芯・質)の視点で進めて
行きたいと思います。

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